GWに突入して4日目の5月29日(木)の夜。私は会社の同期2人と立川の居酒屋で飲むことになった。何やらそのうちの一人が同棲についての不満が溜まっているらしい。その方を仮にS君としよう。S君は今のカノジョとマッチングアプリを通してお付き合いして、その1年後くらいに同棲し始めたという。ただ、最近彼女の言動や行動に不満を募らせていた。まず彼女の言動について。S君からすれば同棲をして結婚を意識していた。それにもかかわらず、”自分のキャリア追う独身キャリアウーマンって憧れるな”と呟くそうだ。思うのは自由だが、言葉にするのは違うのではないかと思ったらしい。次に食器問題について。家事のほとんどはS君が担当しているのだが、たまに自分が使った食器しか洗わずS君の食器を残していったらしい。あからさまな嫌がらせではないかと思ったらしい。と、S君の不満の一部を紹介したが、他の話含めてすべてを聞いたうえで私の思うところを述べたいと思う。
同棲前に結婚観についてしっかり共有していたか
まず、結婚に対する思いが強いかどうかは付き合う前から確認するべきである。S君の話を聞く限り、彼女はいつか結婚出来たら程度の気持ちだったという。ただ、同棲してみて気持ちが変わることもある。でも、1年の同棲で特に結婚観は変わらなかったみたいだ。ちなみにS君は今年28歳。結婚願望あり。私の周りでもそのくらいの年で籍を入れるひとがちらほら出てくる時期である。まあ、人は人だと思うが。もしかしたら、S君にとって同棲は初めての体験。また、同棲をすれば自ずと結婚の意識が高まると相手に期待してしまったのかもしれない。それが、今回はそうはならなかった。こればかりはお相手の価値観の問題なのでどうしようもない。
性格が良いかどうか
端的に書いてしまったが、これが多くの人にとって結婚まで結びつくための条件に入るのではないだろうか?S君のカノジョに対する不満を聞くたびに、その彼女の性格が悪いのではないかと思った。あくまでもS君の言い分を聞く限りはそう思った。もしかしたらその出来事が起こる前後にS君に原因がありそのような行動を取ったのかもしれない。真実はわからないが、一方的に聞く限りは彼女の性格が悪いことが不満の原因なのではないかと。S君は性格が良いと思う。だからこそ、そこまで彼女のために尽くす彼が不憫でしょうがない。
顔がタイプだから何でも許せるは限度がある
世間でこんなことを聞いたことはないだろうか?”顔が良ければなんでも許せる”これはあながち間違ってはいないと思う。ただし、半分真実でもう半分は嘘である。まず真実側を語ろう。まず、これが言えるのは子供を持っていない家庭と結婚前の喧嘩のささいな程度による。子供を授かっていない時期は、お互いの負担は少ない。やることはせいぜい家事が全般である。また、たとえ喧嘩をしたとしても結婚前であれば、女性側からすれば男性側に稼いできてもらうからしょうがないというような割り切る人もいる。男性側すれば”まあ、こんな喧嘩しても顔がかわいいし許そうかな”と。しかし、子供ができてからの喧嘩はこれからの将来の安定性に不満がよぎり、塵に積もって収集がつかなくなるとこまでいくかもしれない。ここで必要なのは”想像力”である。今の喧嘩が子供がいたとした場合でも許せるのか?美人は3日で飽きるという言葉がある。彼女ができたことすらない自分にとってこの言葉の意味はピンとこないが、読者はこれをどう思うだろうか?
3つの見出しで自分の思うところを書かせてもらったが、S君にとって結婚前に彼女のことが色々わかって良かったと思う。自分も同棲してみたいな、、、あ、まずは彼女からか。